交渉という名の“献上外交”に何の意味があるのか?
トランプに会う前から負けてる
やっぱりね、日本の政治家って根本的に勘違いしてるんだよ。交渉って言葉を使ってるけど、やってることは“お願い”だよね。「お願いだから関税下げてください」って。しかも、相手はあのトランプ。ビジネスでも政治でも、相手を支配することに喜びを感じるような人間に対して、ヘコヘコしてたらそりゃ足元見られるでしょ。
赤沢って誰?というレベルの再生相が、わざわざ一人で行って、トランプに面会して「大きな進展」とか言われて舞い上がってるけど、それって本当に進展なの?ただのリップサービスに浮かれてるようじゃ、交渉のイロハもわかってない証拠。結局、見返りに何差し出したんだって話なんだよ。
交渉ってのは譲ることじゃなくて、奪うことだ
交渉ってのは、やっぱり“奪う”ことなんだよ。自分の国の利益を最大化するために、相手の譲歩を引き出すゲーム。にも関わらず、日本政府は最初から「自動車と鉄鋼の関税を下げてもらう代わりに、農産品や金融に譲歩します」みたいなスタンス。これって交渉じゃなくて、条件付きの献上じゃん。
そういうメンタリティがもうダメ。本質的に自分たちが交渉の主導権を取ろうっていう気概がない。戦後の「アメリカに逆らっちゃいけない」って刷り込みが未だに残ってるんだよ。もう令和だよ? いつまで昭和脳で外交やってんの?
信頼関係なんて幻想。交渉は腹の探り合い
よく「信頼関係を構築することが大事」みたいなことを言ってる人がいるけど、そんなの幻想だから。外交における信頼っていうのは、力の裏付けがある時にしか成立しない。結局、相手がこっちをなめてかかってる限り、どれだけ信頼してるとか言っても意味ないんだよ。
トランプが「大きな進展」って言ったのも、要は日本が“差し出してきたから”でしょ。譲歩されたらそりゃ嬉しいよ。でもそれを「信頼関係の証」って言い換えて美談にするのは、ただの政治的演出。メディアもそれに乗っかって「良いニュース」とか報道してるけど、実際のところは、何を渡して、何を得たのか、明確にしろって思う。
トランプに怒られたら株が下がるって…どこの属国よ
株価がトランプのご機嫌次第?アホか
今回の報道で一番アホらしいのは、「トランプが怒ったら日本株が下がるかも」っていうやつ。そんなの“独立国家”として終わってるだろ。株価が外国の一個人の気分で左右されるって、どんだけ脆弱な経済基盤なんだよ。むしろ、そういう不安定な構造を放置してきた日本政府と日銀が責任取るべきだよ。
為替介入や株価対策で一喜一憂して、実体経済そっちのけでマーケットの“空気”に支配されてる経済政策って、そもそも根本がズレてる。本質的には、日本の経済がどれだけ内需を拡大して、テクノロジーやスタートアップを育成していけるかってところにフォーカスすべきなんだよ。
トランプの圧力はビジネス。感情じゃない
あとさ、「トランプが怒るかもしれない」っていう表現も、まるでトランプが感情で動いてるみたいに思ってるけど、あれは全部ビジネスだよ。計算ずくで怒って見せてるだけ。怒ることで日本側がビビって、より多くの譲歩を引き出せると踏んでるわけ。
つまり、怒ってるのは“演技”で、それに付き合わされて「トランプ様が怒る前に何か出さなきゃ」って動く日本側がバカすぎる。政治ってのは舞台装置なんだから、相手の演技に乗せられてどうすんだよ。むしろ、もっとこっちが“怒らせにいく”くらいじゃないと対等にならない。
アメリカにすり寄るのは安全保障だけにしとけ
日本がアメリカと付き合うのは、軍事的な安全保障の部分だけでいい。それ以外の部分、たとえば経済や貿易交渉では、もっとクールに合理的にやるべきなんだよ。安全保障で守ってもらってるから、経済でも言うこと聞くって構造は、冷戦時代の思考であって、もう古い。
むしろ、今の世界は多極化してるんだから、アメリカ一強の時代じゃない。中国、インド、中東、ヨーロッパ、それぞれとバランスよく付き合っていかないと、経済的にも主導権なんか取れないんだよ。アメリカにすり寄っても、得られるのは“おこぼれ”だけ。そんなもんで国家戦略なんか成り立つわけがない。
「ウィンウィン」幻想に騙されるな
ウィンウィンって言ってる時点で負けてる
「ウィンウィンな合意を目指す」って、政治家とか官僚がよく口にするけど、あれは要するに“妥協します”って宣言してるのと一緒なんだよ。本質的に、交渉っていうのはゼロサムなんだよ。どっちかが得すればどっちかが損する。それを「お互いに得をする関係」なんて、そんな都合のいい話はまず存在しない。
そもそも、交渉の場でウィンウィンってワードを使う時点で、向こうからしたら「こいつチョロいな」と思われるわけよ。交渉ってのは、相手に“お得感”を与えつつ、実はこっちが得するっていうのが理想。そこを勘違いして、「仲良くやりましょう」「信頼が大事」なんて寝言を言ってたら、そりゃ食い物にされるよね。
「対米追従」がデフォルトの国に未来はない
結局、今の日本って「対米追従」が当たり前すぎて、そこに違和感すら感じなくなってるんだよ。でも、それって完全に思考停止だから。アメリカが正しいとは限らないし、むしろ最近のアメリカは内政もグダグダ、外交も雑、軍事ですら中国に追いつかれつつある。そんな国に盲目的に従ってて、何が得られるの?
「アメリカと協調しなければ国が立ち行かない」っていうのは、敗戦国としての呪縛がそのまま継続してるだけ。でももう一度言うけど、令和なんだよ? 戦後80年経ってもまだアメリカの機嫌伺ってるって、どんだけ自立心ないの? マジで恥ずかしいレベルだよ。
経済交渉こそ、民間に任せるべき
政治家に経済の話をさせるな
正直、赤沢とかに経済の交渉なんて任せるなよって思うわけ。ああいう“政治キャリアの末端”みたいなやつらに、ビジネスの感覚なんてあるわけない。選挙と派閥と忖度の中で生きてきた人間が、トランプ相手にまともな取引できると思ってんの? 無理無理。
経済交渉なんてのは、現場の経営者とか、グローバルで修羅場くぐってきた人間にやらせるべきなんだよ。別に政治家が形式的なトップ会談をやるのはいいけど、実務レベルはビジネスのプロがやらないと、交渉にならない。交渉テーブルでカモられるだけ。
日本企業が交渉の前に撤退する現実
で、何が悲しいって、実際には日本企業ってアメリカ市場からどんどん撤退してるんだよね。自動車にしろ、家電にしろ、ITにしろ、アメリカで勝負してる会社ってほとんどないでしょ? なぜかって? 簡単。交渉力がないから。ちょっと不利な条件突きつけられただけで、ビビって「じゃあ撤退します」ってなる。
これはもう、国家的な問題だよ。民間企業が国際交渉に参加する余地もなく、政治が勝手に条件飲んで、企業はそれに従わされる。こんな構造じゃ、そもそも勝ち目ないよね。グローバルで戦えるわけがない。
メディアと世論の無自覚な共犯関係
メディアが“戦果”を捏造する構図
そして一番ムカつくのが、こういう交渉があるたびに、メディアが「大きな進展」とか「友好ムード」とか、都合のいい言葉で飾り立てること。実際に何が決まったかもわからないのに、あたかも大きな成果があったかのように報道して、それで終わり。
これってさ、情報操作というより、もはや洗脳に近いよね。国民が詳細に関心を持たないのをいいことに、ふわっとした“成功感”だけを植え付ける。そしてそのまま次の選挙で「外交成果」って使う。もう完全に茶番なんだよ。
国民が“交渉”の意味を理解してない
でも、そもそもの問題は、国民が“交渉”の意味を理解してないことにある。交渉ってのは、取引だから。要求を突きつけて、条件を勝ち取ること。それなのに、「和やかな雰囲気でした」とか、「日米の友好が深まった」っていう感情論で納得してしまう人たちが多すぎる。
だからこそ、日本の外交は進歩しないんだよ。政治家がいい顔して、記者が適当にまとめて、国民がそれで安心する。何も変わらない。でもね、世界は変わってる。中国もインドも、どんどん自国ファーストで攻めてる。日本だけが、まだ敗戦国のまま、何も決められず、何も交渉できず、ただ譲ってばかり。
交渉力を取り戻す唯一の方法
個人が強くなるしかない
結局、国がどうとか政治がどうとか言っても、最後に交渉力を持つのは「個人」なんだよ。個人が情報を持って、自分で発信して、自分の主張を押し通す。これがないと、国全体がカモになる。Twitterで政治批判してるだけじゃダメ。本当に意味のある発言をして、行動しないと。
俺がいつも言ってる「好きなことをやれ」っていうのも、実は交渉力の話なんだよ。自分のやりたいことをやり抜く力があれば、どんな局面でも譲らなくていい。国家レベルでも、企業レベルでも、個人レベルでも、結局“やり抜く力”がないやつは、何にも勝てない。
「なぜ?」を問う習慣を持て
そして最も大事なのが、「なぜ?」と問う習慣。なんで日本は譲歩したのか? なんでトランプに頭を下げる必要があるのか? なんでこの交渉を成功と評価するのか? メディアが言ってることを鵜呑みにせず、常に「本質は何か?」を考え続ける。これができる人間が増えれば、さすがに政治家もバカなことはやらなくなる。
でも、今のままじゃ無理だね。だからこそ、俺はこうやって発信し続けるわけ。煽るし、ぶった斬るし、言いたいこと言うよ。誰かがやらなきゃ、ずっと同じことの繰り返しだから。
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