死ぬまで働くのが美徳?日本の異常な労働観

美談にするな、これは社会の病だ

死ぬ前日まで働くことが美徳なのか?

正直、違和感しかないよね。「前日までテレビに出ていた」「最後まで仕事を続けた」ってさ、それが何かすごいことみたいに語られてるけど、本当にそれが理想の生き方なのか?死ぬ前日まで働いていたことが称賛されるって、単純に異常だろ。病気になってもなお働き続けなきゃならない社会がヤバいんだよ。これが美談になるのは、単に「死ぬ直前まで働かないといけない」っていう地獄みたいな労働環境を肯定するための都合のいいストーリー作りにすぎない。 そもそも、がんを公表しながらも仕事を続けることが「すごい」っていう風潮自体が日本特有の狂気だよね。海外だったら、すぐに休んで療養に入るのが当たり前。何なら社会福祉や保険制度が充実してる国では、無理して働く必要すらない。でも、日本では「ギリギリまで仕事をして立派に死んだ」みたいな話にされる。何なんだよ、それ?単純にブラック労働の極みを美化してるだけじゃん。

社会全体が「死ぬまで働け」と洗脳してる

「働かないと社会に必要とされない」「役に立たないと価値がない」みたいな空気が日本にはあるよね。これ、完全に昭和の時代の刷り込みだよ。老後もゆっくりできない、病気になっても休めない、死ぬまで働け。こんな社会がまともなわけがない。にも関わらず、誰もそこを疑問に思わないどころか、むしろ「最後まで仕事を全うした」とか言って美談にしちゃう。洗脳が極まってるよ。 おかしいと思わないのか?病気の人が休める社会が健全な社会だよ。働きたければ働けばいい。でも、無理して働かなきゃいけない環境がデフォになってるのは異常なんだよ。でも、日本では「最後まで頑張った」っていうストーリーが好きすぎて、そこを疑問にすら思わない。 しかも、こういう話が美談として流布されることで、「俺たちも死ぬまで頑張らなきゃいけないんだな…」って、次の奴隷が量産されていく。この構造が変わらない限り、日本人は死ぬまで働くしかないし、働かなくなったら社会から切り捨てられる。その結果、無理して仕事を続けるしかないんだよ。

医療の進歩より社会の意識改革が先

がん治療は進歩しても、働き方は後退している

今の医療技術はすごいよ。がんも早期発見すれば治るし、治療法もどんどん進化してる。でもさ、それに比べて日本の働き方はどうだ?完全に後退してるよな。治療が進歩しても、それを受ける時間もないくらい働いていたら意味がないだろ。実際、今回の件もそうだけど、働いている間に病気が悪化して、結局ギリギリまで働き続けるしかなくなってる。医療が進歩する以前に、まずは「病気になったら仕事を休むのが当たり前」っていう社会にしないと、何も変わらない。 会社員だって、病気で休みますって言いづらい空気があるじゃん。「すみません、ちょっと体調が…」みたいに申し訳なさそうに言わなきゃいけない。何なんだよそれ?病気になった人間が何で頭を下げるんだよ。本来は「大変だね、しっかり休んで」って言われるのが普通なのに、日本では「え、休むの?」「誰が代わりに仕事するの?」みたいなプレッシャーがかかる。この圧力がある限り、医療の進歩なんか意味がないんだよ。

「最後まで働いて偉いね」が蔓延する国

どんなに優れた治療が開発されても、日本の労働文化がこのままだったら意味がない。なぜなら、治療を受ける時間すら与えられないから。「最後まで働いて偉いね」みたいな価値観をぶっ壊さないと、いくら医療が進んでも何も変わらない。実際、今回の件も「すごいですね」とか「勇気をもらいました」とか言ってる奴らが多いけど、それ自体が歪んでるって気づけよ。 むしろ、「何でそこまで働かなきゃいけない社会なのか?」っていう議論をするべきなんだよ。なぜ「休んでゆっくり過ごしました」っていう話が称賛されないんだ?「仕事を辞めて、余生を満喫しました」っていうストーリーがもっとあってもいいはずなのに、日本ではそれがほとんどない。みんな「最後まで働いていた」とか「ギリギリまで頑張った」とか、そういう話ばっかり持ち上げる。 この社会の価値観を変えない限り、医療がどれだけ進歩しても、死ぬ前日まで働かなきゃいけない構造は変わらない。そういう意味では、医療の進歩よりも、まずは社会の意識改革が先なんだよ。

「働かない自由」がない社会は終わってる

働く自由はあるのに、働かない自由はない

日本って「働く自由」はめちゃくちゃあるんだよ。でも「働かない自由」は全然ない。これ、意味わかる?働きたい人はどんどん働けばいい。でも、働きたくない人、休みたい人が自由に休めない社会はヤバいってこと。 今回の件だって、本人が「最後まで働きたい」と思っていたなら、それはそれでいい。でも、そうじゃなくて「働かなきゃいけない空気」に押し潰されていたとしたら、完全にブラックな社会の犠牲者だよね。実際、日本では「休む」という選択肢がほぼない。仕事を辞めるって言うと「え?なんで?」って驚かれるし、休職すれば「戻る場所あるの?」って心配される。 そもそも、働くか働かないかは個人の自由のはずなのに、それを許さない社会になってる時点でおかしいんだよ。これが当たり前になってるから、今回みたいに「最後まで仕事してすごいですね」なんて言われる。でも、そんなのただの強制労働と変わらない。

仕事が人生のすべてになっている奴らの末路

日本人って、仕事が人生のすべてになってる奴が多すぎる。だから「仕事を辞める=人生が終わる」っていう極端な思考になっちゃうんだよ。 でも、冷静に考えてみ?仕事なんてただの手段の一つでしかないんだよ。生きるための手段。それを目的化してしまうから、仕事を辞める=社会から取り残されるみたいな感覚になる。でも、そんなの錯覚だから。 実際、海外ではリタイアしてのんびり暮らす人も普通にいるし、長期休暇を取って人生を楽しむ人だっている。でも、日本では「そんなに休んでていいの?」とか「早く仕事探さないと」みたいな余計なお世話が飛んでくる。これ、マジで異常な国民性だよね。 仕事がなくなった瞬間に生きる意味を見失うような人生は、そもそも間違ってる。だからこそ「働かない自由」っていう選択肢を認めないといけない。でも、今の日本はそれを許さないから、死ぬまで働くしかなくなるんだよ。

「自己責任論」で片付けるな

「好きで働いていたんだから問題ない」は詭弁

こういう話をすると必ず出てくるのが「本人が好きで働いてたんだから問題ない」っていう自己責任論。でもさ、そう言ってる奴らのほとんどは、実際には働かざるを得ない状況に追い込まれているだけなのに、それを「好きでやってる」と思い込んでるだけなんだよ。 がんになっても働き続けるのは、好きだからじゃなくて「そうしないと生きていけない」っていう環境があるからだろ?家族のためとか、仕事の責任とか、いろんな理由があるかもしれないけど、結局のところ「選択肢がない」っていう状態に追い込まれてる。これを「好きでやってる」と片付けるのは、ただの思考停止だよね。 実際に、日本では「辞める自由」がほぼない。会社を辞めたら再就職が難しいとか、長期で休んだらキャリアが積めないとか、そういうプレッシャーが強すぎるんだよ。つまり、働き続けることを選ばざるを得ない社会になってる。これを個人の責任にするのは、完全に間違ってる。

「働くこと=善」という価値観が日本を滅ぼす

日本では、「働くこと=善」っていう価値観が染みつきすぎてる。だから、働かない人に対して異常に厳しい。ニートとかフリーターとかがバカにされるのも、根本的にはこの価値観が原因。 でも、そろそろ気づくべきなんだよ。「働かないと生きていけない社会」ってのがどれだけヤバいかに。 実際、今回みたいなケースも、本人が本当に望んで最後まで働いていたのか、それとも働かざるを得なかったのか、誰にも分からない。でも、確実に言えるのは、こんな話が美談として語られる社会は間違ってるってこと。 働くこと自体は別に悪いことじゃない。でも、「休めないこと」が普通になってる社会は異常。その異常さに気づかないまま、みんな「最後まで働いて立派だった」とか言ってるのが滑稽すぎるんだよ。

最後に:本当に変えるべきものは何か

労働環境を変えない限り、未来は地獄

これだけ言っても分からない奴がいるなら、もう一度ハッキリ言うよ。「働くことが美徳」みたいな価値観がある限り、日本の労働環境は永遠に変わらない。 働きたい奴は働けばいい。でも、「働きたくない奴」「働けない奴」に対する選択肢がないのが問題なんだよ。 「休むのは悪」「働かないと価値がない」みたいな考え方を変えないと、これからも同じことが繰り返されるだけ。誰かが死ぬまで働いて、それを美談として消費して、また次の犠牲者が生まれる。 こんな社会に未来なんかない。必要なのは、働きたい人が働き、休みたい人が休める環境を作ること。それを実現できなければ、日本はこのまま「死ぬまで働く国」として滅びていくだけだよ。

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